【出産に向けての準備】陣痛に向けての心構えと、準備対策。

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初めての出産。陣痛が恐ろしい。陣痛が不安。

私は「血管迷走神経反射」という症状を持っています。
そんな私は人一倍マタニティライフや出産が不安でした。
実際本当にマタニティライフは地獄のようでした(笑)

「血管迷走神経反射」って何?

恐怖心や精神的興奮が起こった時に併発しがちな自律神経の失調による目眩や失神の事を言います。
私の場合「血」関係全般、話を聞いただけで気を失うほど重症でした。
※基本的な症状として、ふらつき、虚弱感、発汗、視野がぼける、頭痛、吐き気、顔面蒼白、強い不安などの症状を引き起こし意識を失います。

妊娠したら、検査で採血!採血!採血!!

まず採血地獄。これだけでも恐怖なのに、検査するときのあの独特の椅子でも「血管迷走神経反射」を引き起こし、
エコー検査の画面を見ても「血管迷走神経反射」を引き起こす。。。

定期健診の度に気を失う妊婦とか、完全に迷惑な妊婦でした。

「血管迷走神経反射」これの克服は慣れる事!ストレス耐性つけること!

完全に迷惑妊婦も回数を重ねて慣れると、一生倒れると思っていた「採血」も全く平気になるんです。
更に極論を言うと、出産を経験してみて「採血」なんて痛くもかゆくもなくなりました。
そのくらい出産て大変!出産より大変な事がこの世にあるのだろうか…?って思っています。

やっぱりそんなに痛いの???って思いましたよね(笑)

陣痛は痛い!今まで生きてきて経験したことない痛み!

出産前、陣痛が怖すぎてずっとネット検索してました。
私は血圧が極端に低く、無痛分娩という選択肢がなくなりました。
正確には「血管迷走神経反射」のせいで、よく血圧が尋常じゃないくらい低くなり気を失っていたためなんですが。

無痛分娩にすると考えていた私は出産直前で「普通分娩」にしなくてはならなくなったので、ものすごい不安に襲われていました。出産予定日1週間前くらいの話です。

普通分娩で!ってお医者さんに宣告されてからというもの、不安で不安で…
とにかく陣痛の痛みについてネット検索してました。
でも、冷静に考えたらわかるんですが…
・陣痛で死ぬ思いをした人
・陣痛が全く肩透かしだった人
この2パターンの意見や経験談がネットには圧倒的に多いんですよね。

それ以外の、普通に出産経験した人は別に書き込まないんです。
なので結果あの検索で不安になったり、一喜一憂してた時間は無駄だったなって思います(笑)

私はどちらかというと肩透かし側の出産でした。
初産とは思えないほどあっさりと生まれてきました。
正直これであっさり生まれたのか…って思ってました、出産直後は。。。

とにかく経験したことのない痛みでした。
でもね、今は普通分娩でもいいからもう一人産みたいなって思えます。
本当に痛みって一瞬で忘れるんだな、と驚きました。
出産直後はアドレナリンが沢山出てるため、ナチュラルハイになるためか気持ちいいんですよね。
傷口は痛いけど、なんだか気持ちいいんです。
あの時の気持ちよさ、もう一度味わいたい(笑)

こんな意見、色んな人から聞いたよ!って思いますよね。
なので、ここではもう少し具体的なお話をしていきたいと思います。

陣痛の痛みを言葉で表すと…

「鼻からスイカを出す痛み」…みたいに例えられますが、
例えられたところでそんな経験ないからわかりませんよね(笑)

「生理痛が100倍強くなった感じ」…この例えもよくわかりませんでした。
どこの誰の生理痛を基準にしてるのか…100倍ってどのくらいよ…?って私も思ってました。

私が感じた痛みは、
骨に響く痛みでした。とにかく太ももの外側の骨が痛い!
骨を無理やりドリルで穴をあけられてるような痛み、骨を引きはがされてるような痛み。
最初に感じた痛む場所が太もも外側の骨!

なので、立ち会ってくれていた母親に準備していたテニスボールで太もも外を押してもらってました。

これ実はすごく無駄な行動でした。
痛みを感じたのは太もも外側の骨だったんですが、テニスボールを諸先輩方の言う通り肛門に押し当ててもらったら太ももの痛みが驚くくらい和らぎました。

最初からこうしておけばよかったと後悔。
痛み苦しんだあの時間、苦しまなくて済んだのに…と。

経験に勝るものはないですね、本当に。

ただ、いよいよ出てくるタイミングが近づくにつれてテニスボール効果が薄れてくるんです。
母親に「もっと強く!!!」と悲願するも、母親も全身の力をテニスボールに注いでいてこれ以上は無理状態。

そこで登場ゴルフボール!テニスボールより小さくて硬いのでテニスボールより効果はあるものの、
小さいから押しにくいそう。
結局、産む側も手助けする側もベストだなって思ったのが「すり棒」
すり鉢でするときに使う棒「すり棒」

長い分持つ方も楽。
丁度いい曲線がゴルフボールのよう。

その姿を想像すると、なんとも滑稽ですがそんな悠長なこと言っている余裕なし!背に腹は代えられない!(笑)

ちなみに、自分一人の場合もありますよね。
そうなるとテニスボールからのすり棒より、テニスボールからのゴルフボールがよいです。
肛門にあてて、ボールの上に座り自分でぐりぐりと息み逃しができます。
体重掛けられるので押してもらうより楽かもしれません。

いよいよ生まれてくるぞってなったら、
産婦人科のあの椅子のような分娩台に乗せられます。

私の病院では、ベッドがそのままウィーンと音を立てて変形。そのまま分娩台に大変身!笑

そこに上がるといよいよです。
息み逃しをしなくていいので、真正面から陣痛との戦いになります。

私ここ20分くらいだったかなぁ。(1分おきの陣痛が9回のところで頭が出た)初産だと早いみたいです。
テニスボールやゴルフボール、すり棒での息み逃しをしないと耐えられなかったのがものの30分くらい。

合計1時間も苦しまなかったです。

陣痛感覚が30分からのいきなり3分という急激な変化だったので、本当にあっという間に終わりました。
ちなみに頭が出ちゃえば体は一瞬でにゅるっと出ます。驚くほど痛みないです。

「呼吸は乱さない、深呼吸するようにゆっくり深く」
これはお腹にいる赤ちゃんに酸素を送るためと、痛みを逃すためと言われていますが、
痛み逃げないから!もう赤ちゃんのために必死に呼吸整えるだけ。最後の方はそんなことも考えられなかった。
妊婦講習で習ったし練習したけど、あまりあてにならないなって思いました。