贈り物の基本的なマナー。のしの種類とNGな贈り物について。

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こんにちは!ななです!

大人になると贈り物を送ることが増えるので自分の中でも整理する意味も込めて今回も贈り物のマナーについて書いていきたいと思います。
前回は贈答金の早見表をつくってみました!是非こちらも参考にしてみてください!

贈答金の目安!困ったときの早見表!葬式・結婚式・出産祝い

贈り物のポイント!

相手に対する気持ちが一番大切

「おめでとう」や「ありがとう」「お元気ですか」などの気持ちを持つことが一番大切なポイントです。

贈る相手の年齢や生活、好みを充分考慮する

相手の好みや、家族構成、年齢などを考慮して喜んでもらえるものを選ぶ。
1人暮らしの相手に、日持ちのしない食べ物を大量に贈ったり、お酒を飲まない人にお酒を贈ったり。。。

自己満足ではなく、相手に喜んでもらえるものを贈る

「自分の好みだから」「高価なものだから、ブランド品だから」
相手も喜ぶはず!と決めつけるのではなく、相手が喜んでもらえるものを考えて贈る。

贈られた人が負担に思わない金額のものを

あまりのも高級なものは相手に負担を感じさせてしまいます。気持ちと言いますが、相場前後の物を贈るようにしましょう。

数のしきたりや品物のマナーも考慮しよう

日本には昔からのしきたりがあったり、地域のしきたりがあったりします。しきたりにも気を配り選びましょう。
贈り物をするときは慶事には奇数、弔事には偶数というしきたりが、昔から日本にはあります。
ですが”八”などは偶数でも末広がりと言われ縁起がいいと言われ慶事にも使われます。

最近は数にこだわらない風潮もありますが、しきたりのこだわる相手に贈り物をするときは数のしきたりにも心配りをした方がいいでしょう。

お祝い・お礼・お中元・お歳暮などはタイミングを逃さないように

基本的に贈り物は時期を逃さないように気を付けましょう。

贈り物は本来は持参するもの。送るときは送り状を添えて!

本来贈り物は先方宅に持参し、あいさつの言葉とともに届けるものです。
ですが、最近では持参するのは贈る側も贈られる側も大変なので、託送するのが一般的になりました。

託送するときは、品物を送りっぱなしにするのではなく「いつ」「何を」「何の目的で」送ったのかを書いたはがきやカードを品物が届く前に出すか、品物に同封します。目的を伝えずに贈り物をしてしまっては、受取側も困ってしまうので、きちんと伝えましょう。
親しい間柄であれば、贈る前に相手側に電話で都合を聞いてから送るのもよいでしょう。

贈り物のタブー

贈り物にはきちんとしたマナーが存在し、タブーもあります。最近では気にしない人が増えてきたために、気にしない人も多いですが、年配の方やしきたりを重んじる方、地域の方へ贈るときは気を付けましょう!

新築祝いに火事を連想させるものを贈らない

新築祝いには、キャンドルやランプ、灰皿など火事を連想させる贈り物はNGです。火を連想させる真っ赤なバラの花束も避けた方がいいです。
これを知らない人が結構いて驚きます。お洒落なキャンドルでも贈るタイミングを考えましょう!

結婚祝いに刃物は贈らない

「縁が切れる」ということを連想させるので、ナイフ、包丁、ハサミなどの刃物は贈らないようにしましょう!
ただ相手が強く希望する場合は贈っても大丈夫です。

贈るものの数にも気配りが必要

先ほども触れましたが、慶事は奇数、弔事は偶数が基本です。ただし末広がりの「八」は慶事にもOkです。
「九」「四」などは「死」「苦」などを連想させるので嫌がられる場合もあります。
ただ、最近ではペアのものなど、偶数セットの商品も多くあるので、気にしない人も多いです。

ごく親しい人以外には、直接肌に身に着けるものは贈らない

下着や靴下、ストッキング、アクセサリー、香水など直接肌に身に着けるものは、家族や恋人など親しい人以外には贈らない。

目上の人へは腰から下につけるものは贈らない

靴などの履きものの贈り物は、「踏みつける」という事を連想させるため、目上の人には失礼になってしまいます。
ただしこれも本人が希望する場合は贈っても大丈夫です。

のし紙とは

百貨店などで贈答品を買うときに「”のし紙”はどうなさいますか?」と聞かれることがあると思います。
品物を贈るときはのし紙をかけるのが一般的です。

のし紙とは、正式には奉書紙をかけ、水引を結び、慶事ではのしをつけますが、今では水引きが印刷されているものが一般的になっていますね。

水引の種類

一般的なお祝いや日常の贈り物

”紅白蝶結び・のしつき”

婚礼関係・病気見舞いのお返し

”紅白結びきり・のしつき”

供物・香典返しなどの弔事

”黒白結びきり・のしなし”

”内のし”と”外のし”

品物にのし紙をかけてから包装紙で包むのが”内のし”
品物を包装紙で包んだ後にのし紙を掛けるのが”外のし”
内のしの方が一般的ですが、外のしは送り主や贈り物の目的が一目でわかるので、贈り物を持参するときや、贈り物が沢山集まる場合、お引越しのあいさつの品などは外のしにするとよいです。